鍾路区のソウル消防防災本部から、離れた中区の丘の上にソウル市総合防災センターがあります。2001年の10月に見学に行きましたので、画像を交えながら、紹介したいと思います。
ソウル総合防災センター入口 |
屋上の消防無線用アンテナ |
聖水大橋崩壊、三豊百貨店崩壊、漢江氾濫などの連続した大型災難災害事故が発生し、人口の過密化、交通量増加、建築物老朽化、高層化、地下化、複雑化、電気、都市ガス、危険物使用増加および異常気象等は災難災害複合化、大型化、発生率増加、,被害規模大型化に大きな影響を与えています。
センター設立以前には各種災難災害に対応する状況室が各所に分散運営されていたため、各種災難災害に対する共同対応計画の不備、指揮体系混線、留官機関の共助形不充分、統合情報管理および情報共有システム不在、総合的状況分析の難しさなど防災管理の問題点が発見されました。
このような問題点を改善解決しようとすべての災難災害状況の申告を119番で一元化して119総合状況室、災難状況室、民間防衛警報伝達、災害対策本部状況室を一つの場所に位置させて中央集中化で大型災難災害受付で出動、状況処理、緊急救助、応急復旧など現場活動の遠隔指揮統制に至るまで各種状況によった総合対応力強化のため『ソウル総合防災センター』が設立されました。
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