結婚しても相手は異性
PART 2
「眠れないからまだ起きてる〜」と言う子供の我が侭はまず聞き入れない。とにかく
自分の部屋へ行ってベッドに入っていなさいって私も子供の頃は言われた。「今は
ママとパパがお話をする時間で子供のお話の時間じゃないんだから」なんて。夫婦
だけの時間、子供と一緒に過ごす時間とケジメをつけるのがアメリカの夫婦かも
知れない。
経済的に許される場合は時々ベビースィッターを頼み夫婦でデートもする。日本の
場合はベビースィッターが高いので経済的に無理と言う事があるようだけれど、1年
の内に1度か2度だけでも誰かに頼んで子供の面倒を数時間見てもらうのは不可能
ではないと思う。ここでもやはりお互いにどれだけの努力がしたいかなのかも知れない。
私達のように子供がいない夫婦でも、同じだと思う。相手を何時までも異性として意識
する努力は必要だと思う。面倒だからって毎日化粧もしなくなったり、かまわない格好を
している妻しか見なければ夫は異性としての魅力を感じなくなるし、妻が身内になって
しまう。夫も仕事が忙しいからって休日はパジャマのままでゴロゴロだけしていては
妻から見て男としての魅力はなくなって行く。
お互いにやはりメリハリ。そんなふうにゴロゴロとパジャマで過ごす休日ももちろん
良いし、リラックスするには必要。でも、お互いにお洒落をして、たまには素敵な所へ
お食事に行くのも大切。ゴージャスな所へ行かなくても、近所のお店でも、ショッピング
の時でも良い。お洒落をして二人で恋人時代のように、男と女として出かけるって事は
大切だと思う。相手にはそのお洒落した姿が新鮮に見えるし、あらためて、あっ、
そうだな、うちの夫、妻は素敵なんだなって気持ちにもなる。
毎日同じパターンで暮していては中々配偶者を異性として見る機会はないから自分達で
積極的に違うペースも取り入れて暮す事を心がけるのも夫婦円満の1つの秘訣かも
知れない。あなたの所はどうですか?
仕事や家事に忙しいのは日本人もアメリカ人も同じ。
でも、アメリカ人は何時までも配偶者に「異性」を求める。
そして、二人だけの時間を大切にして、二人だけで過ごせる
ように努力をする事が日本人より多いと思う。これは特別に
何かを何時もすると言う事ではなく、子供がいても子供の寝る
時間はしっかりと決めていて、その後の時間は大人の時間として
確保するなどの工夫をする。