そう言えば、もう去年の春頃か初夏だっただろうか?小説
もどきの物をブログでちょこっと書いた事があった。ここを
久しぶりに更新したので、どれだけ以前のブログ仲間がこれを
読んでいるかは分からないけれど・・・昨晩、急にその書いた
ストーリーを思い出して、保存してあるファイルを開いた。
大筋はもちろん覚えているけれど、最初の再会の所が強烈に
自分の印象に残っていて、その後にかなりのページの量を
書いていた事はウル覚え程度だった。あらためて、自分の書いた
ストーリーを読み返して、寝ることを忘れてしまった。こんな
展開でこんなふうに2人が又会えるエクスキューズを作っていた
んだっけ?ふ〜ん、なんて思いながら、すっかり最後に書いた
部分は忘れていた事にちょっと驚く。そっか、この2人の禁断の
恋を本格的に始めさせるには何か、もう少しきっかけが必要
なんだ、、、迷って、答えが出ず、去年の秋、ファイルを閉じたんだった。
チープな不倫小説やストーリーには興味はない。そんな物語は
いくらでも世の中にはあるから。不倫になってしまうには理由が
なければ、それも自分でもあり得るかも・・・と感じられるリアル感
のある理由。人間の心と心理、なんの疑いもなく幸せだと
思っている日常がほんのちょっとしたきっかけで変貌してしまう。
絶対的だと確信していた自分の心の想いも揺らいでしまうことが
世の中にはある、、、そんな予想外なストーリーを書いてみたい
と想っていた事を思い出す。
チープな不倫のストーリーではなく。今の自分や周りの人の事情
を考えると叶わない話、叶えてしまっては傷つく人が多すぎる
からと最初からその道を自分で閉ざしてしまうつもりでいても、
実際の人間の心はそう簡単に納得はしてくれない。自分の心が
求めていてずっと押し殺していた、否定できない情熱と愛をどう
にも避ける事ができず、苦悩する大人の男と女。後戻りができなく
なるが先には何があるのか?そんな大人の色香が漂う恋愛の
ストーリーを書いてみたいって想っていた事をずっと閉ざしていた
ファイルを読み返して思い出した。
さて、これからどうするか?仕事も興味を持っている事も順調に
進んでいて、かなりの勉強もしなければ、と想っていた矢先に
このストーリーが私の心と意識に入り込み、素敵な香水の香りの
ようにまとわり着いている。少しづつでも良いから自分の中の
ストーリーを綴って行くことを考えようか?
そんな事を想いながら夕べはベッドへもぐりこんだ。。。
朝になれば夕べの事は無理だからときっと割り切れると信じて。
でも、起きても、私を虜にしている香りがまだしっかりとまとわり
着いたままなのに微妙な心境になっている。
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