白から黒までを10段階前後に分割し、濃度を段階的に変化させてあるスケール。適正露出を測る ための物差しと考えて下さい。
| ① | ② | ③ | ④ | ⑤ | ⑥ | ⑦ | ⑧ | ⑨ | ⑩ | ⑪ | ⑫ | ⑬ | ⑭ | ⑮ | ⑯ |
左図の明度のバリエーションを16段階にしてみると
①＝ハイライト ⑯＝シャドウ ②～⑮＝ハーフトーン
写真の教則本などにはよく、白いボールとグレイスーケルを撮影した段階露出が載っているように グレイスーケルを撮影すると、適正露出であれば濃度の差が各段階ではっきりと写ります。しかし、 これが露出アンダーだと半分以上が黒くなり、露出オーバーだと半分以上が白くなって濃度差がなくな ります。
色の３属性のうち彩度は有彩色と無彩色に分かれる。無彩色つまり 白、黒、灰色はモノトーンでどんな有彩色とも組み合わせができるのです。すなわち有彩色の濃度を無彩色に当てはめれば簡単に適正露出がわかり ます。