身を国有鉄道に奉じ、至誠責を尽くして、職に殉じた先輩僚友の遺芳を景仰し、その加護の永えに、我等の上にあらんことを祈る。
昭和39年9月22日、東京〜新大阪間の略中間地点、静岡県 浜名郡新居町中之郷の浜名湖の畔に、東海道新幹線の建設工事で殉職した人々の霊を慰めるため慰霊碑が建設された。
これは高さ1.43m幅2.76mの御影石の慰霊碑で、表面には、十河信二元総裁の揮毫による「東海道新幹線建設工事殉職者慰霊碑」 の文字が刻みこまれ、碑の裏面には尊い犠牲となられた、国鉄職員6柱、請負業者204柱の名前が刻まれている。
昭和49年9月25日、東海道新幹線開業10周年の歴史の中で殉職した職員及び関係者の霊を慰める慰霊碑が東海道新幹線建設工事 殉職者慰霊碑の横に建立された。
ここにはすでに、東海道新幹線建設工事で殉職した人々の霊を祭ってあるが、東海道新幹線開業から昭和49年9月までに殉職された
職員10柱、部外請負会社の関係者25柱が祭られている。
この碑は、高さ1.64m幅2.76mを鉄筋コンクリート躯体に白御影石貼りの慰霊碑で、表面には、「新幹線総局殉職者慰霊碑」
と刻まれている。
また、本碑の脇にある名碑には、殉職された35柱の名前が刻みこまれている。
1. 新幹線を見守る 母子像の足元には |
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2. 開業30周年後に 建立された殉職者慰霊碑 |
3. 慰霊碑 |
4. 殉職者慰霊碑入口 |