東海道新幹線は通信設備の強化目的で1989年よりLCX方式の 列車無線設備に更新し運用している。これにより車内の公衆電話機が、街頭の公衆電話機とまったく同じ操作で利用可能となったほか、ニュース、 天気予報などの情報を車内LEDのテロップで流すサービスを開始したのが一般利用面として知られている。
平成15年7月1日からは、山陽新幹線全線がこのLCXに更新された。また、 平成21年3月には東海道新幹線全線が、 デジタルLCX化される予定である。
しかし、このLCXラインのケーブルは撮影障害物として、常に我々の前に立ちはだかっている。こいつをいかにしてかわすかが、 新幹線攻略法の一つに挙げられる。作例写真の中で手前に3本あるポールに支えられているケーブルがそれである。