透視式ファインダー付カメラで、近距離 の被写体を狙った場合、撮影レンズとファインダーの位置のズレから、ファインダー内では画面に入っていても実際にフィルムに写った被写体は フレームアウトしていることがある。このズレを視差という。
反射式ファインダーの １眼レフでは視差はないとされているが、ここでいう視差とは・・・撮影時に捉えたファインダー内の像と原板に写し出された像の撮影された 範囲が若干違うことです。つまり実際の撮影範囲より広かったり狭かったりすることがあります。自分のカメラの視差を常に把握していることが 大切です。特に超望遠レンズでの撮影に影響します。機種による違いと視線による違いをはっきりと認識することです。
私が現在メインで使っているEOS ３は視差はまったくありません。しかし、EOS ５は実像より広範囲に写ります。従って余分な モノまで入ってしまたり、フレームアウトしたかと思った被写体がうまく入っていたりするなどの視差現象が起こります。