T 3 よ、おまえは・・・

とうとうお前も
逝ってしまったのかぁ、
結局最期は呆気なかった。
あんなことさえなかったら、
もっと華やかに
送られていたのかもしれない
これも・・・
陰の立役者の宿命なのか?
以外だったのは、
運命のカウントダウンが
始まったときにも
周りの話題は、
AMBITIOUS JAPAN !
の 文字が消えることだった。
そして、運命の日が
過ぎた後も暫くは
AMBITIOUS JAPAN !
の話題で持ち切りだった。

T2が姿を消して4年が経った。それは、平成17年9月30日のこと・・・編成名 T03 Enter・・・ 結局満足な撮影もできぬままお前は去っていった。ここに、ひとつの時代が終わりを告げた・・・。


春を呼ぶ黄色い風

  最後の台検を終え、東二両へと回送されるT3。やわらかな陽射しに包まれ、徳山のカーブをゆく。それはまさに、春を呼ぶ黄色い風 だった。
H16. 2.15 山陽新幹線 徳山駅 D1#
1号車付近 9898A
Canon EOS 3 EF400o F2.8L IS USM×EX2
1/640sec f6.3 RDPV+1



新緑の森

  この日は夜勤明け、ここに来るのが時間的にやっとだった。T3最後の東上は、新緑の始まった第2生沢で。
H17. 4.17 東海道新幹線 小田原〜新横浜 
第2生沢T付近 7990A
Canon EOS 3 EF28-70o F2.8L USM
1/2500sec f3.5 RDPV+1



981A

19:1030  東京定発!4R進行・・・53,59号ポイントを通過し、下り本線へと進入してゆく981A 。既に3日間の電気軌道設備測定は開始されていた。
H11. 7. 6 東海道新幹線 東京〜品川(信) 
鍛冶橋Bv付近 981A
Canon EOS 100 EF28-70o F2.8L USM
1/30sec f2.8 RMS(P-4)



夕闇に

大都会が夕闇に包まれる頃、黄色い鼻のあいつがやってきた。日本の大動脈を守るために10日周期の健康診断!
H11. 7. 6 東海道新幹線 品川(信)〜東京 
鍛冶橋Bv付近 3944A
Canon EOS 100 EF70-200o F2.8L USM
1/250sec f2.8 RMS(P-4)



春 雨

  春雨に打たれ、T3が静に大井回送線をゆく。 恒例の東京〜三島の機器調整後の試運転も、 気まぐれなお天気にファンは涙雨・・・
H16. 3. 1 大井回送線 東一両〜品川 
品川付近 7770A
Canon EOS 3 EF400o F2.8L IS USM ×EX1.4
1/125sec f4 RDPV+1



微笑み

真夏の午後に熱風を切り裂いて、黄色い新幹線が山陽路を駆ける。黄色い鼻の丸顔は、まるで微笑んでいるかのようである。
H10. 7.31 山陽新幹線 西明石駅D1#
5号車付近 9985A
Canon EOS 5 EF400o F5.6L USM
1/1000sec f5.6 RDPU+1



初夏の風薫る

緑彩る千種川に、初夏の風薫る時。黄色い風が下りゆく・・・
H11. 5. 9 山陽新幹線 相生〜岡山 
千種川橋梁付近 高雄橋 985A
Canon EOS 100 EF28-70o F2.8L USM
1/1500sec f5.6 RDPU+1



お盆休み真っ只中

えっ、こんな時期に走っていいの・・・とばかりに、多客臨の間隙を縫って! 21世紀最初の夏休みプレゼント。さすが、計画者がマニアだと こうも違うものか!
H13. 8.14 山陽新幹線 小郡駅U1#
9号車付近 985A
Canon EOS 3 EF400o F5.6L USM
1/800sec f5.6 RDPV+1



2001 GW 明けの東二両
夜の出番を待つT3に、一足先に走行試験を行うため、事庫1番から着発25番へ進入してきたT4。東二両に集う精鋭達に囲まれて、世代交代 を告げるひとコマ。
H13. 5. 7 東京第二車両所 
 
Canon EOS 3 EF28-70o F2.8L USM
1/125sec f22 RDPV+1



ラストランは・・・
T3の東海道ラストランは、G.W.明けの5月9日だった。この日の舞台には、Dr.イエローが総出演。ウイークデーだというのにここ新居跨線橋 の金網には、12名ものマニアがへばり付いていた。沿線は黄一色!
H17. 5. 9 東海道新幹線 浜松〜豊橋 
新居跨線橋 7981A
Canon EOS 3 EF28-70o F2.8L USM
1/2500sec f3.5 RDPV+1


世代交代・・・それは、決して避けることのできない運命! ここにT3の伝説が刻まれ、T4,T5によって新たなるDr.イエロー時代へと移り 変わってゆくのであった・・・

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