Z 0 曲線通過速度向上試験 !
N700系量産先行試作車Z0編成は、平成17年4月4日から走行試験を開始した・・・ 「東海道・山陽新幹線として、最速の車両」「さらなる車内快適性の向上」「環境への適合を図り、より省エネ化を実現」 の3つをコンセプトに開発された。各性能試験において、開発コンセプトどおりの優れた性能を発揮し 、期待どおりの効果を得られたと聞く。   東海道新幹線は、平成17年10月1日 から東京〜新大阪間の 自動列車制御装置に1段ブレーキ制御機能を追加して使用を開始した。これに合わせるようにZ0は、“曲線通過速度向上試験”を開始。これは、 通過速度向上を行う全ての曲線を対象に、新ATCと制御伝送システムを使った車体傾斜を用いた速度向上試験である。新ATC関係の走行試験や、 山陽区間走行試験の間隙に頻繁に平成17年度末まで行われた。   そして平成17年度内に一定の評価を得たZ0・・・平成18年度は、長期耐久試験へと移行してゆく・・・

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