左図は、スタジオ撮影などで使うライティングポジションの名称である。これを自然光に置き換えて解説してみましょう。
一般に順光というのは、エレベーション(1)=60゜〜エレベーション(2)=45゜でオフセンター=30゜〜クロス=45゜の光線。また被写体に対して カメラの構える方向と同じに被写体に当たる光線をベタ順と呼称したりする。被写体に対して好ましいとされているのは、エレベーション(1)+ クロスの光線である。
豊橋で捉えたZ0は、斜光。エレベーション(2)+サイド=90゜〜サイドリヤ=135゜の光線。あのエアロダブルウイングの形状を引き出すには丁度 良い光線状態だ。
一般に真夏の日中の撮影はトップライト気味になるため撮影を嫌う人も多い。しかし、ハイエレベーション+リムの逆光で沿線の緑のキラキラ を入れての撮影はなかなか面白い。