四季を駆ける Ｊ１ 夏

新幹線撮影の醍醐味の一つに“雨”がある・・・。雨を切り裂いてかっとんでくる姿は、迫力満点！しかし、いざ撮影となるとその 制約は厳しく困難である。

この日は前日からの雨、Ｊ１も絶好のダイヤにのった。雨を切り裂く閃光が目の前にせまる。辺りは一瞬、ウォータースクリーンの 世界と化する・・・

多摩川の夕ギラは夏季限定！　舞台は、台風一過の土曜の夕暮れ時・・・

Ｊ１は、前日東京駅16＃滞泊。この日は、141A〜のスタートだった。台風の中心は午前中に房総沖を通過して行ったためダイヤに 影響はなかった。

午後からは夏の太陽が照付けた。所定にやって来た162Aはスポットライトを浴びながら多摩川橋梁を渡って行った。

盛夏！下の池トンネル付近を吹く風は、都会の熱風と違い心なしか肌に優しい。しかし、菊川駅からこの場所まで歩いて来ると汗 ビッショリ！

この日Ｊ１は、1883.5�qを走破し、翌日は交検だ。まずは“のぞみ”で一路東京を目指してひた走る！

“京都の夏”は、蒸暑く街全体がどんよりしている。

ここは有名なホテルの連絡通路。表の暑さとは裏腹に冷風がとても心地よい。こんな日は、朝から一杯やりたくなるのが飲兵衛の心情 である。しかし、ここはじっと我慢でＪ１を待つ・・・。

撮影後は、次なる獲物を求めて移動するＪ１ハンター！

水車がフル回転するうなぎの養殖場に、熱風を切り裂きＪ１が現れた！
そう、美味しい撮影とはこのこと。しかし、この光景も既に遠い過去のことのようだ・・・。

秋雨前線が通り過ぎ何故か“夏”が復活！初秋というより晩夏と言った方がピッタリ合う暑い一日でした。

８月に全検出場したＪ１は、新車同様の輝きで真昼の浜名湖を駆け抜けて行った。