★2008/11/25 テーマその2★ |
 |
 |
秋も深まりましたが、紅葉狩りを兼ねて森林浴などいかがでしょうか。
森林浴は、森林に入って自然の中の静けさや新鮮な空気、樹木と触れ合うことなどによって心身を癒す健康法です。 |
 |
 |
森林浴は、1982年に林野庁によって提唱され、86年には「全国森林浴の森100選」を選定、森林浴という言葉が広く知られるようになりました。
しかし当時は科学的根拠は少なく、精神的なものによるところが大きいといわれていました。
そこで効果を科学的に解明しようと、2004年に林野庁、厚生労働省、大学企業などによって「森林セラピー研究会」が設立されました。 |
|
樹木からは「フィトンチッド」という化学物質が発散されるそうです。
この物質には周囲の微生物への殺菌作用、他の植物への成長阻害作用、動物や昆虫に葉や幹を食べられないための摂食阻害作用があり、樹木自身を守る働きをします。
人体に対しては有益で、自律神経の安定、肝機能の改善、脈拍の乱れの減少や血圧の低下など、その効果が研究されています。森林医学の面からセラピー効果が高いと実証された森は「森林セラピー基地」「セラピーロード」と認定されています。 |
 |
|