★2008/12/17 テーマその1★ |
 |
 |
そろそろ退職後の生活が気になり始める50代。
子育ても一段落し退職金や公的年金の目安も見えてきたら、加入中の保険についても見直しの時期です。
60代になって慌てる前に、今から準備しましょう! |
 |
 |
|
子供の独立や住宅ローンの返済状況などを考慮して見直します。
家族の形や収入が大きく変わる50代から60代前半は、それに合わせて死亡保障も見直し、
また定年後の収入を考えて保険料を考える必要があります。 |
|
複数の保険に加入していて、その死亡保障を合計すると保障額がオーバーするという場合は、
いずれかの保険の解約・減額を検討します。
それにより解約金や減った分の保険料を老後の貯蓄に回すことができます。 |
定期付終身保険や自由設計型(アカウント型)保険は特約定期保険部分を減額しましょう。 |
対策 ◆3 (加入中の保険ではこの先)保障額が不足する場合は単体の定期保険に加入 | |
定期付終身保険などは、定期保険特約部分は、保険料払込みが終了したところで特約がなくなり、終身保険だけになります
(60歳か65歳が一般的です)。
養老保険の場合は、期間が決まっているので保険料払込み終了が満期となり保障も終わります。
このような保障が足りない場合は、単体の定期保険に加入する方法があります。
必要期間に合わせて5年、10年などの期間で設定します。
また毎年保障額が減っていくなら逓減保険(定期)も良いです。保険料は同じ期間の定期保険より安いです。
|
対策 ◆4 (退職後の収入減に備えて)保険料の負担を抑える | |
収入が減ると保険料の払込みを続けるのが難しいというような場合、保障を残したまま保険料の払込みを中止する方法として
「払済保険」「延長(定期)保険」があります。
いずれも、これまで払った保険料をムダにせず、しかも新たな保険料負担をなくせるのがメリットです。
|
元の保険は、終身保険(高額)や養老保険、個人年金保険などでなければできません。
(解約返戻金があることが条件です) |
対策 ◆5 医療保障の内容を見直す(老後に高まる病気などのリスク対策もしっかり考えましょう) | |
医療保障について・・・
死亡保障の保険に特約でついている人
【全期型】 の医療保険特約は80歳まで保障があります。
今は終身保障が主流です。(平均寿命 男性79歳、女性86歳)
【更新型】 は今まで保険料がアップして来ています。
この型の場合は保険料の払込みが主契約の払込み終了時(60歳、65歳など)から
80歳までの保険料を「一括払い」や「年払い」が更新条件となっています。
|
保険料があまり高いようでしたら特約は解約して別の医療保険に
加入するほうが割安になることもあります。 |
入院以外の特約について・・・
医療保険には色々な特約がついているのですが、中にはあまり必要でないものや保障内容が重なっていることも
しばしばあります。必要なものだけに絞り、他は解約して保険料を下げることが可能です。
|
医療保障について・・・
死亡保障の保険とは別に加入中の人(掛金の安い共済で確保しているケース)
共済は80歳〜85歳まで自動更新できますが、年齢があがるにつれて保障内容が小さくなるので、保証金額を
再度確認してください。ケガはOKでも病気はNG?
|
対策 ◆6 公的年金の不足分をカバーしたりゆとりを作るために保険を使う | |
その代表的な商品が『一時払い終身保険』と『一時払い年金保険』です。
これらの商品は、保険料を最初にまとめて支払って契約し、一定期間が経ったら解約返戻金あるいは年金として受け取るという
ものです。
50代のうちにまとまった資金で契約しておいたり、退職金の一部を保険料に充てたりすれば、公的年金だけでは不足する生活費や
趣味、旅行などのレジャー費に老後の資金として利用できます。
|
◆一時払い終身保険
保障性プラス貯蓄性で相続対策になる。
保障性・・・万一の場合は払った分より大きな保障が付いている
貯蓄性・・・契約から一定期間たったら少しずつ解約して老後の資金に充てていく(年金分割払い)
相続対策・・・法定相続人の数×500万円(非課税) 子供への現金相続に。他にもメリットが多いです。
|
◆一時払い年金保険
計画的に受け取って使える。
保険料を契約時に一括して支払い、それを積立金として一定期間運用します。
運用期間終了後は、それが年金原資となり、それを取り崩して年金として定期的に受け取ります。
*今の主流は変額型
『年金原資の元本保証型』『年金原資の元本保証なし型』の2タイプ
*運用によっては年金額が減ることもあります。
|
|
 |
老後のための大切なお金ですから、 あとで「こんなはずじゃなかった」とならないように
すぐその場で契約することは避け、第三者等の意見を聞いたりして、 自宅でじっくり検討しましょう。 |
|